森の中のモスク【The Mosque in the Forest】
弊社の技能実習生は、2021年2月現在36名おり、全員がインドネシア人です。
また、その他インドネシア人の技術者も5名おり、総勢41名のインドネシア人が会社を盛り上げてくれています。
インドネシアの人口の8割はイスラム教徒ということで、弊社のインドネシア人も全員が敬虔なイスラム教徒です。

休み時間になると、皆が工場の片隅や食堂など、思い思いの場所で礼拝をしていました。
1日5回もお祈りするのだそうです。
「なぜ、そんなにお祈りをするの？」との日本人の問いに、
ある方は「感謝の気持ちを忘れないためです」と答えました。
日本人からすると、ちょっと信じられない感じがしますが、彼らがどんな時であっても祈り続ける姿は本当に美しいと思います。

社長は常々、「こんなにたくさんのインドネシア人と働いているんだから、いつかみんなのためにモスクを作らないとな！」と言っていました。
それが今年、本当に実現してしまいました。

「森の中のモスク」と名付けられた弊社のモスクは、日本製鉄（株）のスーパーダイマ®C形鋼と角パイプを使用しており、溶接はせず、ボルト締め工法を採用しています。
弊社みけどうぶち塙工場の木々が生い茂る森の中にあり、
社長自らがデザインを手がけ、インドネシア人社員全員で作りました。

みんなの長年の夢だった「森の中のモスク」は、社長とインドネシア人社員との信頼の証です。