2022.01.27
鉄鋼業で水素還元技術についての感想
《2021.09.10
日経ESGより
地球温暖化対策のため日本鉄鋼業界は【水素でつくる鉄、開発急ぐ】
を取り組み。
カーボンニュートラルの実現に向けて、鉄鋼の脱炭素化が課題となる。水素を使ってCO2を排出しない
製鉄技術の開発に、世界の鉄鋼業界が挑む。
日本、そして世界で2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)を目指すことが
明確になった。日本が実現するには、国内の火力発電や産業の温室効果ガス排出を残り30年弱で大幅に
減らし、ゼロに近づける必要がある。
鉄鋼や化学などの素材産業は、現在の製造工程で石炭や石油を使うため、CO2を排出する。石炭や石
油を水素やバイオマスといった材料に置き換える革新的な製造技術の開発が必要になる。なかでも19年度
に日本の温室効果ガス排出量の約14.6%を排出した鉄鋼の脱炭素化は急務だ。鉄鋼業界が目指すの
は、水素100%で鉄鉱石を還元することだ。これならCO2を排出せず、水が発生する。
国の工程表によれば30年までに実証し、30年代に技術を確立させ、40年代に製鉄所への導入を始め
る。日本製鉄によれば、CO2排出ゼロの「ゼロカーボン・スチール」の研究開発費は、21年以降に約5000
億円規模、実機化の設備投資に約4兆〜5兆円規模になる。国の支援と、民間による投融資の動員も要
る。
欧州勢も規模は限定的だが、競争は既に始まっている》
私はこの記事を読んで、
“水素100%で鉄鉱石を還元することだ。これならCO2を排出せず、水が発生する” と聞いたら、ものすごい素晴らしいと驚いた。
自動車や機械、建設などあらゆる産業を支えますから鉄鋼業は世界的にとても大きな規模の印象があります。残念なから、製造のうちにたくさん二酸化炭素が出てしまって地球温暖化を起きている問題であります。この技術を開発始めたら日本、そして世界の環境を変革のチァンスだろうと強く思っております。
鉄鋼業で働いている私はいつも環境へ優しい鉄鋼惑星を期待しております。
投稿:Ame